「コーチングって、結局何をしているの?」
「話を聞いてもらうだけで、そんなに変わるものなの?」
そう感じたことがある方も、少なくないかもしれません。
この記事では、
コーチングでなぜ変化が起きるのかを、
気合や精神論ではなく、
脳の仕組みや考え方の前提という視点から整理していきます。
「コーチングって、何をしているんですか?」
「話を聞いてもらうだけで、何が変わるんですか?」
これは、コーチングをしていると本当によく聞かれる質問です。
正直に言うと、
私自身も学び始めた頃は、同じことを思っていました。
だって、
- アドバイスをもらうわけでもない
- 正解を教えてくれるわけでもない
- 励ましてもらうだけでもない
それなのに、
「受けたあと、なぜか現実が動き出す人がいる」
この違いって、何なんだろう?
今日はその部分を、
できるだけわかりやすく言葉にしてみます。
こんにちは。
【脱ひとり反省会】自己価値回復コーチの岩瀬ゆりです。
コーチングでよく言われる
「考え方が変わると、現実が変わる」の正体
コーチングの世界では、よくこんな言葉を聞きます。
「考え方が変わると、現実が変わる」
たしかに、体感として
「言いたいことはわかる気がする」と感じる人も多いと思います。
でも一方で、
- それって、どういう仕組み?
- 気のせいじゃないの?
と疑問に思うのも、とても自然な反応です。
実はこの言葉、
説明をかなり省略した表現なんですよね。
実際には、
私たちの脳にある「フィルター」の働きが大きく関係しています。
脳の仕分け担当「RAS」とは?
私たちの脳には、
**RAS(ラス)**と呼ばれる仕組みがあります。
これは簡単に言うと、
「情報の仕分け担当」のようなものです。
脳には毎日、膨大な情報が入ってきます。
そのすべてを同じように処理していたら、脳はパンクしてしまいますよね。
そこでRASが、
- 「自分にとって重要だ」と判断した情報を優先的に拾い
- それ以外の情報を自然にスルーする
という役割を担っています。
たとえば、
「このバッグ、いいな」と思っていると、
街中で同じバッグを持っている人が
急に目に入るようになる。
そんな経験、ありませんか?
人は、すべてを見ているわけではなく、
見たいもの・重要だと思っているものを見てしまう仕組みを持っています。
世界が突然変わったわけではなく、
あなたの脳(RAS)が
「これは大事だ」と判断して、情報を拾い始めただけなんです。
なぜ人は無意識に
「ひとり反省会」をしてしまうのか
これを、日常の悩みに当てはめてみると、
とてもわかりやすくなります。
もし、あなたが無意識のうちに
「私はちゃんとしないと価値がない」
という前提(思い込み)を持っていたとしたら、
脳はどう動くでしょうか。
脳(RAS)は、その前提を正解にしようとして、
- 自分のダメなところ
- 相手のちょっとした冷たい態度
- 失敗した証拠
ばかりを、せっせと集め始めます。
その結果、
夜になると一日を振り返っては自分を責めてしまう。
いわゆる
「ひとり反省会」が止まらない状態が起きやすくなります。
これは、あなたが弱いからでも、
ネガティブだからでもありません。
そういう前提をもとに、
脳が一生懸命「辻褄を合わせよう」としているだけなんです。
コーチングは
「脳の検索ワード」に気づき、整える時間
コーチングで一番起きている変化は、
気合を入れることでも、無理に前向きになることでもありません。
「自分は、こんな前提(検索ワード)で
世界を見ていたんだね」
と、一緒に確認していくことです。
たとえば、
「失敗したら終わり」
「ちゃんとできない私はダメ」
そんな検索ワードで世界を見ていたことに気づくと、
それだけで脳の仕分けルールが少しずつ変わり始めます。
すると今まで見逃していた、
- できている部分
- 思ったより受け入れられていた場面
が、少しずつ目に入るようになります。
世界が変わったのではなく、
脳が拾う情報(現実)が変わっていくんですね。
なぜ「現実が変わった」と感じるのか
脳が新しい情報を拾い始めると、
行動もほんの少しずつ変わっていきます。
- 今まで言えなかったことを、少しだけ言ってみる
- 頼れなかった場面で、助けを求めてみる
- 完璧じゃない状態で、出してみる
すると、
「思ったより大丈夫だった」
という経験が返ってくることがあります。
この体験は、脳にとってとても大事です。
頭で言い聞かせたから変わるのではなく、
現実の中で「安全だった」というデータが集まることで、
次の選択が自然と変わっていきます。
その積み重ねによって、
- 行動の幅が広がり
- 選択肢が増え
- 人との関係性も少しずつ変わっていく
結果として、
「いつの間にか、現実がガラッと変わった」
と感じるようになるのです。
まとめ|コーチングで起きていること
コーチングは、
ただ気持ちを吐き出す場ではありません。
- 無意識の前提に気づき
- その前提で選んでいた行動を見直し
- 小さな結果を、現実の中で集めていく
このプロセスが、静かに進んでいきます。
魔法のようなことは起きません。
でも、無理に頑張らなくても、
同じ世界を生きているのに、手触りが少しずつ変わっていく。
それが、
「コーチングは効果がある」と言われる理由なのだと思います。
(もちろん、
気持ちをそのまま吐き出してもらう時間も
とても大切にしています)
さいごに|体験セッションのご案内
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
もし今、
- 「私も、検索ワードで苦しくなっているのかも」
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